放浪縄文人の日誌

30歳過ぎて山麓に30年以上暮し、その後1年東京世田谷で暮し、2023年3月末から本州の北の方に行った老人の折々の日誌

仕事をなかなか辞められない。

仕事は生きるための収入源になる。辞めるには、その収入なしでやっていける当てが必要になる。

自分が興した法人の仕事だから特に定年があるわけではない。

 

年金がわずかだが入ってきたのを機に、続けることに精神的な負担が大きい今の仕事から手を引きたいと思う。

 

だが、どういう訳かなかなか辞められない。

といってもいざとなれば病気や一身上の理由があればよいだろうし、相手の都合次第で変わる可能性は多分にある。

 

委託先からもういいよと言われればそれまでだ。だが仕事で行くからには、人員や自分の体力、気力の脆弱さに抗って、その時々で最善を尽くすしかない。

 

これまでのいろんな経緯で今ある〈関係の絶対性〉(吉本隆明氏のいうところの)に、自分も当然のように置かれているということだ。