放浪縄文人の日誌

30歳過ぎて山麓に30年以上暮し、その後1年東京世田谷で暮し、2023年3月末から本州の北の方に行った老人の折々の日誌

今日は暖かな日

(11月下旬のある日。)朝、浅間山南麓を出発し、昼前に関東平野の北端にある前橋に到着した。

日中、この季節にしてはとても暖かい。

 

時間があったので昔住んでいた辺を回って見たがすっかり変わっていてよくわからなかった。

 

以前、東京でそんな場所めぐりをした時は面影は残っていたのだが…。

 

前橋は、道路も拡張整備され、また年代も10年ほど遡ることもあるのか、わずかに知っている名称や建物があるだけである。

いずれそうしたものも無くなっていくのだろう。

 

30年ほど住んでいる浅間山南麓もそのうち去ることになる。

自分の日々の暮らしそのもののような風景も、旅人あるいは異人として眺めると

全く異なる見え方をする。

そして実は、ずっと旅人であり異人であったのだ。