放浪縄文人の日誌

30歳過ぎて山麓に30年以上暮し、その後1年東京世田谷で暮し、2023年3月末から本州の北の方に行った老人の折々の日誌

日々粛々… 6/26

…とは、なかなかいかないが、安定した繰返しの日々が続く。

 

週の前半3日は汗を流して、決められた時間一杯労働する。

手を抜けるところは、上手くエコモードや浪費モードにする。

 

あとの4日は主には図書館通い。

私のようにまだ動ける老人たちがたくさん新聞、雑誌を眺めている。

(そう言えば、労働している現場も然りだ。)

昼食は主に、蕎麦か中華が多い。

 

読書は数ヶ月前から長編に取り組んでいる。『カラマーゾフの兄弟』(新潮文庫)やっと一通り読了。今は『戦争と平和』を読み始めた。どちらもNHK出版発行の解説本を読みながらだ。

あとは禅宗関連の本。

 

先週参加した朗読サークルでは芥川龍之介の『蜘蛛の糸』前半を読む。

昨年末から時々読んできたが、語り手はカンダタ(あるいは私自身)という理解で読むことで一番すっきりと読めた。

『蜜柑』を読みたいという人がいて、次回は前半と後半分担して読むことになる。(一人の持ち時間が7~8分なので14分あれば全編読める。)

 

あと毎日私の担当になっている夕飯作り。

大事な日々のしごとだ。

 

繰返しの毎日があることは生きていくのに必要なことのように思える。

だがそれも少しずつ変化していく。

自分の意志や周りの状況、そして人が年を重ねていくからか・・・。それもやはり必要なことかもしれない。