放浪縄文人の日誌

30歳過ぎて山麓に30年以上暮し、その後1年東京世田谷で暮し、2023年3月末から本州の北の方に行った老人の折々の日誌

私の好きな場所

この頃毎月行くようになった、東京の私鉄沿線、とある駅の界隈が私の好きな場所。

 

たとえば区民センター前広場では、自分のようなぼんやりした老人とか、お弁当を食べている人や酒を飲んでいる人、母親と遊具で遊んでいる子供、話し込んでいる老若男女などが行き来し、過ごしている。

 

この間は、ぼーとしてベンチに座っていたら、上から鳩の糞が落ちてきた。

 東京の空には電波しか飛んでいないと思っていた自分が甘かった。

 

駅の直ぐ近くの、遮断機の降りている時間のほうが長そうな踏切で待っているのも、ヒマな自分にはよい時間かもしれない。

 

自転車の人や徒歩の人などいつも数十人が踏切で待っている。

警笛が鳴っても止まる人は少ない。

遮断機が降りきるまで渡っている人も結構いる。

先日は老人が渡りきる前に遮断機が降りてしまい、若い人が遮断機を上げてくれていた。

 

普段暮らしている浅間山の麓にはあまりいない匿名の人たちを眺めているのが楽しいのかもしれない。